2001-11-20 第153回国会 衆議院 総務委員会 第10号
保有事業者がコンテンツ事業に進出する等の、いわゆる垂直統合型のビジネスモデルに対応した競争環境整備のあり方について、また、第二点目として、ネットワークあるいはプラットホーム、アプリケーション等、各事業分野における水平的な競争環境の整備のあり方について、さらには、一種、二種の事業区分も含めた電気通信事業における競争の枠組みのあり方ついて、このような三点について、研究会において、幅広い観点から今後の電気通信制度
保有事業者がコンテンツ事業に進出する等の、いわゆる垂直統合型のビジネスモデルに対応した競争環境整備のあり方について、また、第二点目として、ネットワークあるいはプラットホーム、アプリケーション等、各事業分野における水平的な競争環境の整備のあり方について、さらには、一種、二種の事業区分も含めた電気通信事業における競争の枠組みのあり方ついて、このような三点について、研究会において、幅広い観点から今後の電気通信制度
○国務大臣(片山虎之助君) 電気通信制度につきましては、一九八五年のNTTの民営化と競争原理の導入以降も規制緩和や競争促進策を着実に実施してまいりました。この結果、九千五百を超える事業者が電気通信市場に参入いたしまして、その間の競争を通じまして、通信料金の大幅な低廉化やサービスの多様化、高度化が進展するなど、一定の成果を上げたものと私は考えております。
衆議院の答弁では、この計画をどう実施するかを注視し、それが公正な競争の確保上、我々が考えていることと違う場合は、速やかに電気通信制度、NTTのあり方の抜本的見直しを行うという形で書かれているわけですけれども、この場合、そうすると、大臣というか総務省として、NTTの出した自主的な実施計画が合格か不合格か、恐らく判定をされると思うんですが、その判定の基準というのは何なんでしょうか。
そこで、電気通信制度のあり方について、結果的に、期限を定めないで、包括的、抽象的な見直し規定を置くにとどめている。やはり後退という言い方をせざるを得ないと思うんですけれども、なぜこのような規定に至ったのか、御答弁をお願いします。
しかし、今後の技術動向や競争の進展あるいは通信と放送の融合、こういった環境の変化を十分に見据えて、電気通信制度全体の中で総合的に判断をし、検討してまいりたい、このように考えております。
○高木(陽)委員 続いて、電波の問題でちょっとお伺いしたいんですが、今回、電気通信事業法ですけれども、電気通信制度を話し始めますと、どうしても電波の問題は触れざるを得ない問題なんだろうなと。
とりわけ通信料金につきましては、昭和六十年の電気通信制度改革以来、競争事業者の活発な新規参入あるいは規制緩和の進展等によりまして、近距離通信と遠距離通信のいわゆる今おっしゃった料金格差につきましては、昭和六十年当時、大体日本の果てから果てまで、一番遠い部分でとりますと沖縄から北海道という感じになりますか、三分間で四百円ぐらいかかっておったんです。
○政府委員(天野定功君) 昭和六十年の電気通信制度改革以降、競争事業者の活発な新規参入や規制緩和の進展によりまして、近距離通信と遠距離通信の料金格差、いわゆる遠近格差と私ども申しておりますが、これは昭和六十年当時と比べまして約四分の一から七分の一以下の水準まで低下しております。
○政府委員(天野定功君) 昭和六十年の電気通信制度改革におきまして、この改革の成果が一番よくあらわれているのが料金面だろうと思います。電気通信料金が今日非常に大幅に低廉化し、そしてまた、ただいま先生おっしゃいますように、近距離と遠距離における料金の遠近格差といったものも大幅に縮小しております。
○国務大臣(自見庄三郎君) 電気通信分野においてはこれまでも積極的な規制緩和の推進を図ってきたところでございますが、さらに電気通信制度全般の見直しを図った結果、KDDの完全民営化、料金の原則届け出化、電気通信機器に係る基準・認証制度の合理化など、抜本的な規制緩和策を今回の法律案において盛り込ませていただいたというふうに私は認識をいたしております。
私が社長を務めております日本高速通信株式会社でございますが、昭和六十年の電気通信制度改革によりまして電気通信市場への新規参入事業者として設立された会社でございます。昭和六十一年に専用サービスを、昭和六十二年には長距離電話サービスを開始いたしまして、現在に至っております。
収入ベースで見ますと、先ほど申し上げたようなことで、一割程度かというふうに今考えておりますが、基本的には、電気通信制度改革、昭和六十年度にいたしましたときに、国民の皆さんに、競争政策を取り入れていくことによって、なるたけ安い料金で、なるたけ多彩な、高度なサービスを提供していくという、この二つが大きな政策の目標でございました。
昭和六十年度に電気通信制度を改革いたしまして、電電公社はNTTといういわゆる株式会社化してまいりますときに、当面全国一社として発足いたしまして、五年以内にNTTのあり方を見直すというNTT法の附則二条というのが定められて、五年前の平成二年にその見直しを行ったところであります。
これは、我が国では一九八五年に電気通信制度の改革を行って以来そういった線に沿って政策を進めておりますので、大変我が国の政策とも合致をするというものでございますので、引き続き進めてまいりたいというふうに思っておりますし、また国際協調というものも十分に図れるものというふうに考えている次第でございます。
○松野政府委員 日本の電気通信制度は、もう先生十分御案内のとおり昭和六十年に大改革を行いました。電気通信市場に全面的に競争原理を導入したわけであります。現在の状況ですが、ドイツ、フランスでは依然として我が国の第一種電気通信事業に相当する事業は独占を続けております。それから競争導入のイギリスそれからアメリカの場合でありますが、英国は国際通信が依然として複数の独占体制、二社体制であります。
昭和六十年の電気通信制度の改革以来、活発な新規参入が進み、料金の低廉化が着実に進展してきているほか、今後は料金・サービスの多様化が期待される状況となっています。 より一層公正で有効な競争ができる市場基盤の整備を推進するため、平成二年三月に決定いたしましたNTTのあり方に関する政府措置につきまして、引き続き着実な推進に努めてまいります。
昭和六十年の電気通信制度の改革以来、活発な新規参入が進み、料金の低廉化が着実に進展してきているほか、今後は、料金・サービスの多様化が期待される状況となっております。 より一層公正で有効な競争ができる市場基盤の整備を推進するため、平成二年三月に決定いたしました「NTTの在り方に関する政府措置」につきまして、引き続き着実な推進に努めてまいります。
ところで、三月二日の本委員会におきまして、特に昭和六十年の電気通信制度の改革以降のいろんな施策を聞いてみると、それが生み出してきた成果、そして今日的に直面している課題、さらに将来取り組んでいくべき状況というものについての大臣の一般的といいますか、基本的なお考えというのをお伺いしたわけでございます。
電気通信制度の改革以降、活発な参入が進むとともに良質で低廉かつ多様なサービスが進展しておりますが、より一層公正で有効な競争ができる基盤づくりを推進し、国民利用者の利益の増進を図ってまいります。 平成二年三月に決定いたしましたNTTの在り方に関する政府措置につきましては、重要な課題として引き続き着実な推進に努めてまいる所存であります。
電気通信制度の改革以降、活発な参入が進むとともに良質で低廉かつ多様なサービスが進展しておりますが、より一層公正で有効な競争ができる基盤づくりを推進し、国民利用者の利益の増進を図ってまいります。 平成二年三月に決定いたしましたNTTのあり方に関する政府措置につきましては、重要な課題として引き続き着実な推進に努めてまいる所存であります。
六十年の電気通信制度改革以後、我が国の国際化が進展して、NTT及びKDDも国際化への対応を積極的に進めているところでありまして、海外においても電気通信分野における資本交流が進んでいることから、両社の株式について外国人の所有を一切認めないという現行の制度ではいかがかということで見直しをし、世界の先進国にふさわしい制度にしようといたしているわけでございます。
そういう状況の中で、一九八五年、昭和六十年の電気通信制度の改革からまだ七年でございますけれども、そこへ国際化の進展というだけで提案理由が説明されておりますので、いささか納得いきませんので説明の補足を大臣にお願いしたいと思います。まず大臣にお願いしたいと思いますが、いかがですか。
昭和六十年の電気通信制度改革以来七年たっているわけですけれども、最も基本的と思われるような今度の法案の二項目でございますので、一般的に見ますと、七年ぐらいでは法律は改正されないというのが実情のようでございますが、今局長から伺いましたように、世界的に非常に激動しているという状況からだと思いますけれども、七年間の間にどのように変化があり、これからどのように飛躍していくかという立場でNTTの側からの御説明
御承知のように、今お触れになりましたが、六十年に電気通信事業分野への競争原理の導入と、いわゆる電電公社民営化を柱とする電気通信制度改革を実施いたしたわけであります。
まず、昭和六十年の電気通信制度改革では、電気通信市場に競争原理が導入されまして、複数の新規事業者の参入が実現しております。サービス提供に当たって切磋琢磨する環境が創出されたことによりまして料金の着実な低廉化がもたらされたと高く評価をしているところでございます。